鋸の送り速度:送り速度(フィード)の求め方
鋸の送り速度 = 1刃当たりの噛み込み × 刃数 × RPM。丸のことバンドソーで、焦がしや荷重不足なしに送り速度を計算する方法。
送り速度の式
送り速度 vf は1刃当たりの噛み込み(fz)× 刃数(z)× ブレード速度(n)です。vf = fz × z × n。丸のこではmm/minで出るので、m/minにするには1,000で割ります。
計算例
4,000 rpm、24枚刃、1刃当たりの噛み込み0.05 mmの場合:vf = 0.05 × 24 × 4,000 = 4,800 mm/min ≈ 4.8 m/min。硬材や高密度のパネルは噛み込みを小さく、軟材は大きくします。
送りが誤っているときのサイン
遅すぎると焦げ、刃面の焼き付き(グレージング)、切れ味の低下 — 刃が切らずに擦っています。速すぎるとモーターの過負荷、切り線の横ぶれ、切断面の荒れ。きれいな切くずと一定のモーター音が出ていれば送りは適正です。
バンドソー
バンドソーでは1刃当たりの噛み込み、1 mあたりの歯数、ブレード速度(m/min)で考えます。vf = fz × 1 mあたりの歯数 × ブレード速度。例:噛み込み0.05 mm、6歯/cm、ブレード速度700 m/min → 送り ≈ 21 m/min。
ルーターとフライス盤の送り
フライス加工も同じ考え方です — 1刃当たりの送り × 刃数 × rpm。切削条件(送り・回転数) は材料別のチップロードプリセットで計算するため、ルーターとCNCの送りが上記の鋸の計算とも整合します。