JAS丸太材積測定:日本農林規格の解説
JASが丸太をどう測定するか:1 cm / 2 cmの直径の丸め規則、V = D² × L ÷ 10,000、長丸太の補正、楕円丸太の規則、そしてアジア太平洋のプランテーション取引でJAS m³が使われる理由。
材積の計算式
JASは樹皮の下の末口直径を測り、切り捨てで丸めます:14 cm未満は1 cm単位、14 cm以上は偶数の2 cm単位 — 25.9 cmは24として測定されます。6 mまでの丸太の材積はV = D² × L ÷ 10,000(Dはcm、Lはm)で、小数第3位に丸めます。したがって24 cm × 4 mの丸太は576 × 4 ÷ 10,000 = 0.230 m³です。
6メートルを超える丸太
長い丸太では直径に先細り分の加算をします:D_eff = D + (⌊L⌋ − 4) ÷ 2 cmとしてから同じ式を適用します。長さ8 mの24 cm丸太なら D_eff = 24 + (8 − 4)/2 = 26 → 26² × 8 ÷ 10,000 = 0.541 m³。この加算は、末口だけの測定では拾えない先細りを近似するものです。
楕円の丸太
丸太が楕円の場合、両軸を別々に測定して平均します。さらに楕円補正が加わることがあります:短軸が14–40 cmで長短の差が6 cm以上なら、満6 cmごとに2 cm、短軸が40 cmを超える場合は8 cmごとに2 cmを加算します。例:両軸22と30はそれぞれ22と30に丸められ、平均26、差は8 ≥ 6 → +2 → D = 28。長さ5 mでは784 × 5 ÷ 10,000 = 0.392 m³です。
なぜD²なのか(π/4をかけない理由)
真の円柱体積はπ/4 × D² × Lなので、D² × Lだけでは同じDの円柱より約27%(4/π)大きく読めます。これは意図的な設計です。Dは切り捨てた末口直径であり、欠けたπ/4が末口から残りの部分までの先細りを近似します。典型的なプランテーション丸太では両効果がほぼ相殺されるため、JAS m³は商業上の実態に十分追従し、積荷の価格付けに使えるのです。
材積以外の等級規定
JASは品質も標準化しています:節、曲がり、割れ、楕円率の規則があり、欠点による控除は契約ごとに取り決めます。ベトナム、日本、アジア太平洋のプランテーション取引の多くが丸太をJAS m³で見積もるのは、この尺度が曖昧さを持たないからです。しかし一つの取引の中で尺度を混ぜる(受入はJAS、在庫はホッパス、輸出は実m³)とマージンが漏れます。一つに決め、残りは換算で整理してください(ホッパスはHoppus式の解説:1/4周囲長による原木計測)。
数十秒で積荷を測定
JAS丸太材積は上記の丸め・楕円・長丸太の規則(軸ごとの平均を含む)をそのまま実装し、トラック1台分やコンテナ1本分の本数を掛けて合計を出します。中央直径による実材積の測定には丸太材積(フーバー/スマリアン)がHuber、Smalian、Newtonの各式を適用します。同じ丸太で両者を比べてみれば、自分の先細りバイアスを最速で把握できます。